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【税理士が解説】相続税についてのお尋ねが届く理由と対処法

相続が発生してから数か月経つと、「相続税についてのお尋ね」が届く場合があります。 

今回は相続税についてのお尋ねが届く理由とその対処法について解説していきたいと思います。

なぜ「相続についてのお尋ね」が届くの?

「相続税についてのお尋ね」は、税務署が「相続税の申告が必要なひとかもしれない。」と判断したときに送られてきます。

市町村に提出された死亡届の情報は、税務署にも共有される仕組みになっているのです。

税務署は過去の申告から、その方の所得や金融資産、不動産の所有状況をある程度把握しています。

特に、高額な資産を保有していたひとに相続が発生した場合は「お尋ね」と呼ばれる詳しい書類が届くケースがあります。

しかし、相続税の申告が必要なひとすべてに「相続についてのお尋ね」が届くわけではありません。

届かなくても、申告が必要なケースもありますので注意が必要です。

「相続についてのお尋ね」が届きた時の対処方法

「相続についてのお尋ね」が届いたら、次のステップにそって対応していきましょう。

 

  1. 必要書類を準備する
  2. 回答書を作成する
  3. 期限内に送付する

 

それぞれ簡単に説明していきたいと思います。

必要書類を準備する

正確に回答するために、書類を準備します。

代表的な必要書類は、以下のとおりです。

 

  • 相続人の戸籍謄本
  • 不動産の固定資産評価証明書
  • 預金や有価証券の残高証明書

 

これらの書類をもとに、相続財産の内容や評価を確認します。

回答書を作成する

書類に記載された質問項目にそって、必要事項を記入していきます。

預金や有価証券、不動産などの評価金額を記入し、わからない場合や該当しない場合も空欄にならないように「不明」や「該当なし」と記入します。

期限内に送付する

書類には期限が記載されています。

できるだけ早く準備をして、期限内に税務署へ返送しましょう。

まとめ

今回は相続税についてのお尋ねが届く理由と対処法について解説していきました。

とつぜん届くと不安になると思います。

内容をしっかり確認して、必要に応じて税理士への相談を考えてみてください。

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代表資格者紹介Staff

金成 祐行
代表税理士金成 祐行

資格

  • 税理士
  • 多摩大学大学院 経営情報学修士(MBA)

役職

  • 税理士法人 かなり&パートナーズ 代表社員
  • TKC西東京山梨会 副会長
  • TKC全国会 書面添付推進委員会副委員長
  • TKC全国会 書面添付・会計参与推進小委員会小委員長
  • 多摩市・稲城市「志創業塾」塾長
  • かなり&パートナーズ「経営者塾」塾長
  • 株式会社 アルカディア(旧 中小企業ナレッジコンシェルジェ) 代表取締役
  • 全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 顧問(令和2年現在)

経歴

〈税理士法人かなり&パートナーズ代表/所属・役職〉
東京税理士会・武蔵府中支部所属
TKC全国会書面添付推進委員会 会計参与推進小委員会 小委員長
TKC西東京山梨会 書面添付推進委員長
多摩大学経営情報学研究科修士(MBA)
全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 顧問(平成26年会長)
〈税理士法人かなり&パートナーズ代表/著書〉
夢をかなえる「志」経営塾(プレジデント社)

事務所概要Office Overview

事務所名 税理士法人かなり&パートナーズ
代表者 金成 祐行(かなり ゆうこう)
所在地 〒183-0023 東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル9F
TEL/FAX TEL:042-334-5100 / FAX:042-334-5103
営業時間 平日 9:00~17:30 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
アクセス

京王線「府中駅」南口より徒歩7分

お車でお越しの方は、ビルの隣の駐車場か、斜め向かいのタイムズが便利です。

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