税務調査が行われる時期はいつ？どこまで調べる？

税務調査とは税務署が税務申告や帳簿の内容に相違はないか、脱税が行われていないか、ということを調査するために行うものです。この調査では、日程を調整してから帳簿の確認を行っていく調査や、大きな脱税や違法性の高い、そして逃亡の恐れがある案件に関しては強制的に日程調整もなしに調査を行う、ということもあります。しかし、税務調査は脱税を行っていないから入らない、ということはなく、どの企業でも税務調査が入る可能性を考慮しておく必要があります。税務調査はいつ行われるもので、どこまで調べていくのでしょうか。

■税務調査の時期と調べるもの
税務調査は1年中行なわれていますが、主に税務調査が入りやすい時期は8月以降から冬にかけて、と言われています。これは年明けから確定申告、3月決算の法人税申告、人事異動を終えた時期だからということも言われていますが、実際のところこの時期以外でも税務調査は入ります。そして税務調査で調べるものは、法人税申告書類と保存してある帳簿です。この2つを見比べて申告に間違いがないか、指摘事項はないか、ということを検証していきます。しかし、事前に示された調査事項以外は調査しなくてもよいことになっています。これ以外のことについて調査される可能性も十分に考えられますので、注意をしておきましょう。

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