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兄弟、親戚間で不動産を相続する場合の方法

被相続人から不動産を相続する際に、兄弟・親戚間において、どの財産が誰に帰属しているのかという点で争いが生じることが多々あります。このような争いは特に、遺言書が存在しないような場合に起きます。なぜなら、遺言書が存在する場合には、その遺言通りに財産を分割することでスムーズに財産の帰属を決定することができるからです。そこで、この遺言書が遺されていない場合に、どのようにして遺産分割を兄弟・親戚間で決定することが望ましいのでしょうか。

 

このような場合の代表的な方法は、遺産分割協議です。遺産分割協議とは、相続人全員で遺産分割の方法を決定する協議のことです。この遺産分割協議は、相続人全員で行わなければならない点に注意しなければなりません。相続人全員が参加していなければ、その遺産分割協議は無効となってしまいます。そして、遺産分割協議では、資産分割協議書が作成されます。遺産分割協議書を作成することで、後々になって相続人である兄弟間や親戚間で「言った、言わない」の争いになることを防ぐことができますし、預金や不動産の帰属を決定してその名義変更をする際にもその遺産分割協議書が必要となります。この遺産分割協議をスムーズに行うコツは、できる限り相続財産の詳細を明らかにして協議をすることです。わざと相続財産の詳細を曖昧にしてしまうと、後々になって「そんなことは知らなかった」というようなトラブルが生じることを防ぐことができます。そこで、遺産分割協議をする際には、できるだけ詳細に相続財産の調査をして内容を詳らかにしてから協議をすることが大切です。相続財産の調査は、不動産であれば、固定資産税の通知書や、不動産の権利証、登記簿謄本から行うことができます。

 

以上のようなことに注意しながら遺産分割協議を行うことで、兄弟、親戚間での相続トラブルを防ぐことができます。

 

税理士法人かなり&パートナーズは、東京を中心に一都三県において、相続、税務関係に関するお客様のトラブルを解決しております。どんな些細な相談でも構いませんのでお気軽にご相談ください。

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代表資格者紹介Staff

金成 祐行
代表税理士金成 祐行

資格

  • 税理士
  • 多摩大学大学院 経営情報学修士(MBA)

役職

  • 税理士法人 かなり&パートナーズ 代表社員
  • TKC西東京山梨会 副会長
  • TKC全国会 書面添付推進委員会副委員長
  • TKC全国会 書面添付・会計参与推進小委員会小委員長
  • 多摩市・稲城市「志創業塾」塾長
  • かなり&パートナーズ「経営者塾」塾長
  • 株式会社 アルカディア(旧 中小企業ナレッジコンシェルジェ) 代表取締役
  • 全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 顧問(令和2年現在)

経歴

〈税理士法人かなり&パートナーズ代表/所属・役職〉
東京税理士会・武蔵府中支部所属
TKC全国会書面添付推進委員会 会計参与推進小委員会 小委員長
TKC西東京山梨会 書面添付推進委員長
多摩大学経営情報学研究科修士(MBA)
全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 顧問(平成26年会長)
〈税理士法人かなり&パートナーズ代表/著書〉
夢をかなえる「志」経営塾(プレジデント社)

事務所概要Office Overview

事務所名 税理士法人かなり&パートナーズ
代表者 金成 祐行(かなり ゆうこう)
所在地 〒183-0023 東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル9F
TEL/FAX TEL:042-334-5100 / FAX:042-334-5103
営業時間 平日 9:00~17:30 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
アクセス

京王線「府中駅」南口より徒歩7分

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事務所外観 事務所外観